2011年9月13日火曜日

9月講「秋の七草」

[ はじめに ]

 「七草粥」として年中行事の一つに据えられた春の七草とは違い、秋の七草は現代人には少し馴染みが薄いかもしれません。
 皆様ご存知の通り、春の七草「芹」「薺」「御行」「蘩蔞」「仏の座」「菘」「清白」はすべて食用です。春に芽吹いた、若く力強いエネルギーを食事として摂取することで、春から夏に向けて体力を養っていく必要性を説いたのではないかと考えます。
 一方、秋の七草は「女郎花」「尾花(ススキ)」「桔梗」「撫子」「藤袴」「葛」「萩」で、それぞれの頭文字をとって「おすきなふくは」と覚える事が出来ます。これらは一見食べられない様に思え、実は古来から「生薬」として使われていました。夏の暑さで弱った体を癒し、来る冬へ向けて体調を整える薬として準備したのではないでしょうか。

 本日はお彼岸を前に「秋」の過ごし方について、お話をさせて頂くと致しましょう。

続きは9月講にて。