2008年9月29日月曜日

こぶし腰浮かせ

電車やバスの車内では、隣の乗客と適度な距離を保つのが非常に難しいですね。例えばこんな経験はないでしょうか?
自分は長椅子の一番端に着席しています。隣に座っていた乗客と入れ替わりに別の乗客が座ろうとしたところ、その方は前の乗客より体格が良く、このままでは座れそうにありません。こぶし腰浮かせを実践したいところですが、自分は端でこれ以上動けませんし、一つ隣の乗客は眠ったままです。このような場合でも、座るのを諦めて席を立つ人をあまり見かけませんね。
「無理矢理座らずに、自分の体とひとこぶし分の余裕をもって座ってくれたら・・・」そんな願いも空しく、結局密着することになり双方が不快な思いをする、なんてこともよくあります。
長椅子に座っている他の乗客がそれぞれ「こぶし浮かせ」をして少しづつずれることでその乗客は座れるかもしれません。でも相手にそれを強いるのはどうでしょうか?
自分が退く目安に「こぶし腰浮かせ」を使う事も出来るのです。

「江戸しぐさ」は、いくら良い作法とだからと一人でやってもあまり良い効果は得られません。お互いがお互いを思いやる気持ちが、廻り廻って人も自分も心地良くさせている。そんな、少しだけ根気のいるものなのです。ですが、少しでも多くの方が「江戸しぐさ」を実行してくださると、もっと住み心地の良い日本になると思いませんか?

<江戸の良さを見なおす会>は、他人を思いやる気持ちを「江戸しぐさ」にのせて、自発的に行動できる人を育てる応援をしています。

2008年9月28日日曜日

傘かしげ

日本広告機構(AC)でお馴染みの「傘かしげ」。
狭い道で前から来る人とすれ違う際、お互いが傘をかしげて道を譲り合うこの「しぐさ」。
しかし現在の傘かしげは進化してます!皆さんはこういった時、傘を上下に移動させていませんか?背の高さや立ち位置で、前から来る人が上に上げたら自分は下へと垂直に「かしげ?」る方が多いように思います。想像するに、本来の「かしげ」方では水滴が垂れてしまったり、洋傘は和傘と違い石突が尖っていて危ないというような不具合があったからではないでしょうか?

このように時代と共に磨かれていく「江戸しぐさ」。<江戸の良さを見なおす会>ではオリジナルの伝承と共に、進化の過程も見守り続けます。

2008年9月8日月曜日

浦島太郎1

<江戸の良さを見なおす会>は講師である芝三光先生(講でのあだ名:浦島太郎)の講話を聞く会から始まりました。

2008年9月6日土曜日

講元とは...

講元とは、ひとつの講の講師・お世話役・医者・講中のみなさまが集まって、それぞれの立場で研鑽(共同生活)する場を提供し、みんなで豆息災に生きるテダテ(世の中)を考えました。

講とは...1

講とは、構(テダテ)※(「コウ」と読んでも、かまいません。)を意味します。世の中のことをいいます。
精進して、世間さまにはずかしくないような、人間になるために、学び習う場をさします。そこには、講師、お世話役(ばったんさま)講中(会員・市民)が車座になって、今、何ができるか?しなくてはならないかをお話しあいました。講にはさまざまな講がありました。医者をおいた講もあったようです。

「江戸のしぐさ」

芝講師は、「江戸しぐさ」と「江戸のしぐさ」を厳密に分けて定義なさいました。
「江戸のしぐさ」とは、江戸のいろいろのしぐさをいいます。漢字で書けば、仕種・仕草・仕科となるようでございます。わかりやすくいえば、舞台における役者の表情、動作をさします。例えば、歌舞伎のしぐさ(型)、踊りのしぐさ(振り)もしぐさ といいますね!

2008年9月4日木曜日

江戸しぐさとは...1

「江戸しぐさ」は、江戸の(トップ)の考え方、思草・思いぐさ・言いぐさ等の発想をいいます。
志草(こころざす)・支草(ささえる)ともかきます。
簡単に言えば、人間関係をよくする考え方。人にだまされない物の見方等などです。
そして、自分はこうしなければ気がすまない、癖をいうようでございます。
自分中心(わが家のために世間はある)ではなく、客人本意(世間のおかげで生きている)の発想なのです。

<江戸の良さを見なおす会>について

皆様お初にお目にかかります。

私どもは、古くから「江戸しぐさ」を伝承してきた「講」の流れを正式に受け継ぐ会として、故・芝三光氏の命により長年に渡り普及活動を続けて参りました。

近年「江戸しぐさ」が日本の文化として見直されつつある中、江戸しぐさの本質を後世に伝える使命を果たすべく、日々地道に活動しております。
この頁が、「江戸しぐさ」に興味を持たれた方の参考に、少しでもなれば幸いです。